きしもとのブログ。

日頃のあれこれニッキ。

カスタマージャーニーマップ

7月9日

第三回目のUX KANSAIはフォト・エッセイを使ったエスノグラフィックインタビューでした。

とりあえず、書くことが大事!
文章まとまってませんが、ざっと書いてみました。


今回の、#3では「旅行で出来なかったこと。」をフォトエッセイを用いてインタビューをし
カスタマーシャーニーマップを制作しました。

 

私自身CJMを制作するのは2回目で、
以前やったときは、「最悪な旅行」がテーマでした。
「最悪な旅行」だと
・(例)切符無くした、食べ物にあたりお腹壊した。
など、このようなおもしろエピソードを言っている人がいたり、自分らで解決できることをCJMにしていたりイマイチ分からなかったけど
「旅行でやりたくても出来なかったこと」

だと重点的にすることができ以前より考えやすかったです。

 

ほぼ全部のチームのプレゼンの最後に浅野先生は、
「っで、結局この人は何がしたかったの?」
とおっしゃってました。

「出来なかったこと」=「やりたかったこと」
最初からおっしゃっていたのに、
ほとんどのチームがまだまだインタビューが甘いとのことでした。
(こういうときに、補足説明無しに一言ですぱっと言えたらインタビュー成功なのかな。補足説明が長いグループ多かった印象があったので…。)


私のチームは、なぜ?なぜ?なぜ?と深掘りして聞けていなかったと思います。
(なんで最初から言われているのにできないんだろう…)

今回、私は2回目ということもあってなるべく
「なぜ共有したいと思うのか」、
「なぜ好きなのか」
となぜなぜ5回を意識して聞こうと思いましたが、なかなか聞き出せない…。
あまり意味のないところでなぜ?と聞いて話がそれてしまったり…。

仮説をたてて聞いてしまった部分もありインタビューイの方に無理やり「こうだったかもしれない」と導いてしまったのかもしれません。

あと、メンバーそれぞれが別のタッチポイントのことを聞いていたのでもっとチームの中でも早い段階で「できなかったこと」を明確に絞って聞けばよかったなと思います。
とっちらかってしまい、ペルソナのゴールとCJMで見つけた問題に対しての解決法がずれていました。


ビジネスに落とし込む対策はぶっちゃけどうでもよくてどれだけ本質的欲求を引き出させたかが今回のwsでは大切だったんだなぁと。
何回やってもインタビューって難しいです。

初めてCJMをしたとき、本当は何がしたかったのか。ということよりもただ時系列に起きたことを並べそこでの感情曲線を書き、こうだったらよかったねという話で終わっていました。

 

プレゼンの最後、浅野先生は
発表者「楽しむためです」→
先生「なんで楽しみたいの?」

発表者「人と分かち合いたいからです」→
先生「何で分かち合いたいの?」

など…言ったことに対してオウム返し?みたいな質問の仕方をしていました。
無理やり相手の意図や気持ちを汲み取らず純粋に「無」に近い質問の仕方だなぁと感じました。
言ったことに対してそのままに近い質問をしていてもちゃんと答えれるんだなぁと。
私は相手の考えを変に汲み取って相槌で「あ〜なるほど」と言うから分かった気になるんだ…!!!戒め!
(よく「なるほど」が口癖の人は話聞いてないとも言うし…。今度からすぐに「なるほど」となるべく言わないようにしよう。)


プレゼンの質問タイムを聞きながら私も考えていたのですが、意外と自分でも「楽しみたい」の奥にある無意識に近い感情に気付いていませんでした。
聞かれて初めて言葉にして、「あぁこういう気持ちがあったのか!」と発見。


フォトエッセイを作っていて思ったことは、日々ぼけっと過ごしてるんだなぁ。と思いました。
いろんな経験をもっとして、そのときに感じた「嫌だったこと」「幸せ!」と思ったことを
どうしてそう思ったのか、そして、それはどこのタッチポイントだったのか。考える癖をつけなきゃ。

 

私の今後の目標。
・なぜなぜ5回
本当に人は複雑なものだし、「好き」と一言で言っても好きになった経緯も違います。
私の友人が最近やたら質問をするようになりました。
(もともと人のことに興味がなかった友人なのに…!)
確かに、最初はイラッとした部分もあったかもしれません。でも、聞いてくれたことによって自分でも気付いていない部分や無意識に感じていたこと、向き合いたくなかったこと、言語化できていないのに「こうだ!」と言っていたことなど…質問することって相手のためにもなるのかもしれません。というか、「あ〜本当はこう思ってたの!と」引き出すインタビューのセンスを磨きたい。

今回のWSでも、自分ってこういう風に思ってたんだ!という声もチラッと聞こえました。

そして、私の彼氏は「なぜなぜ5回マン」だなぁと気付きました。

いちいちつっこまないでよ〜っとウザくもなるのですが、

「なぜ就活しているの?」「なんでご飯を残したら悪いヤツってなるんだろう?」など、好奇心というか純粋な気持ちで根掘り葉掘り聞いてくるので普段なんとも思っていないことでもちゃんと立ち止まって疑問に思い考えている姿は、悔しいけど見習わなければならないなと思いました。(そんな彼はUIデザイナーです。だからかな?)

 

 

・物事を細かく分けるpart2
私が今までブログを怠っていた理由は、一気にやろうとしていたからだと気付きました。
気付いた部分が小さくてもメモのように細かく書いていけば自ずと後から文章になるのに、そこを怠っていました。(めんどくさいから…。一回頭を冷やしたら後で文章になると思い込んでるから…。)

後で一気にやろうという考えはもう辞めたい…。辞める…。辞めます…!(今は帰りの電車でとりあえずばーっと書いてます。)

陸上部時代、タイムに伸び悩んでいた時がむしゃらにダッシュをするのではなく、
スタートダッシュ、中間、フィニッシュ に分けてどこが自分の弱点か分析していました。
スタートダッシュは速かったけど、フィニッシュが弱いからゴールまで持ちこたえる体力作りをするなど…。
そうやって、物事をちゃんと細分化して「ん?」と疑問に持って問題点を分析して解決することって
カスタマーシャーニーマップに似てるなぁと思いました。

 

・ゴールを意識する!
今までの生活では、なんとなーく結果がついてきた。という生活をしていました。
何のために学んでいるのか、なぜ就活しているのか。
その辺があいまいなままだとそりゃ落ちるわな、と。
何をするにもゴール設定は大切にしないといけないなと反省です。


今回も浅野先生、スタッフの方々、そして新チームの皆さまありがとうございました。
毎回、WSの作業時間が後半になってくると焦ったり行き詰まったりして大変ですが、何が何でもプレゼンに間に合うように絶対に形にしてプレゼンをする社会人の方の凄さにビビりっぱなしです。

次回もしっかり頑張ります!!!


いつもブログ書かなきゃってモヤモヤしたまま毎日を過ごしていましたが、
「とりあえず書く!」ことをしたらなんだかスッキリ。
書かないよりはマシという言葉を肝に銘じて…。