第3回 UX SHIGA 「オブザベーション(観察法)調査の記述」振り返り
第二回に引き続き、今回は分析結果をもとにコンビニに置くパッケージの開発の提案をおこなった。
【タイムテーブル】
13:00 講義
13:30 プロとペルソナの作成
14:00 分析結果から洞察・問題発見
15:00 9コマシナリオの作成
16:30 プレゼンテーションスタート
17:30 プレゼン終了・講評
18:00 終了
前回は、分析することは分かっていてもついつい「こんなパッケージにしたら解決できるね!」や「こんなふうにすればいいんじゃない?」など、知らず知らずの間にモノに落とし込んでおり、コトではなくモノを考えてしまっていることが失敗だった。
また、分析する際も求められている課題から脱線したりあまり理解していないまま勧めてしまって「いま、自分は何をしているんだろう」と思ってしまうことが多かった。
なので今回、私が意識した事は3つ。
・ポストイットに問題点を書き、常に見える位置に貼っておく。
ワークショップが開始してすぐに、ポストイットに前回の分析から見えた問題点を書き、最終ゴールはここを目指すという事を全員で意識するようにした。そうすることで、アイディアや話しが進む度に、すぐに振り返り「本当に私たちのやっていることはあっているのだろうか」と立ち止まることが出来た。
頭の中に、最終ゴールを入れていてもたまに脱線したりみんなが同じ気持とは限らないので、みんなで共有することが大切だと感じた。
今回のwsでポストイットの有効な活用方法を実感できたと思う。
・迷ったらすぐに他のチームを見に行く。
前回も意識はしていたが、今回は圧倒的に何回もうろうろする回数が多かったように思う。なので、自分たちの進行状況が遅れてはいないか、間違っては無いか何回も立ち止まる事が出来た。私たちが立ち上がるタイミングとして、迷う一歩前に動いていた。だから、今回私たちは「悩む」ことが無かったと思う。
・モノとコトの違い。
前回、モノを見ていたトラウマ?があったため、今回はコトに意識していたが、段々やっていると「こ、これはコトなのだろうか…!?」と思う瞬間が何回かあった。ここで他のチームを見ると不思議と「私たちのチームはちゃんとコトを見ていた!他のチームはモノに落とし込んでいる!」と気付く事が出来た。
しかし、何故モノを考えているのか気付けたのかははっきりと感じる事が出来なかったが、ゼリーの容器に対して機能をつけすぎているような気がした。
しかし、Hチームの家族で分けれるようにパキっと割れるパッケージに関しては、最初こんにゃくゼリーでは!?と思ったが、そういえば果肉入りの一口ゼリーは無いし、一口で食べれたら手が汚れる問題も無い。なるほど。ありそうでなかったパッケージの提案でおもしろいプレゼンだった。
また、Dチームの9コマシナリオについて、ハッとする場面があった。
専業主婦をペルソナに立てていたが、最後のほうで主婦なら自分の家の食器に移したりそもそもコンビニに行くのかな?と思うところは何個かあったが、最後に「専業主婦ではなく、共働きの主婦にんすればよかった」という発言を聞いた時、全てのシナリオがすっと腑に落ちた。
それがシチュエーションを考える大切さなのかな、と思った。
ある特定のペルソナを決めていたとしても、その他のユーザーでもひっかかるところがある。DチームとHチームにはこういう場合でも使えるよね!と思えるパッケージになっていたと思う。
ビアバッシュの時、先生は「ある日ぱっとモノとコトの違いが明確に分かる時がある。」とおっしゃていました。
まだ、はっきりとは分からないけれど、何となく(本当になんとな〜〜〜〜く)分かったと思う。
分かった気になっているかもしれないので、本当に分かっているのか残りの講座で試してみる。
最後に…。前回、私は受け身の態度だったので、社会人の方についていくのがやっとでしたが、今回は社会人の方に負けてられない!と意気込んで参加したため、プレゼンをおこなったり積極的に問いを立てたりすることが出来た。
丁寧にフォローしてくださったり、プレゼンを助けてもらったり、チームの方には感謝しています。ありがとうございました。
次回の目標は
・時間を意識する。
時間内に課題を終わらせることは当たり前。しかし、ついつい時間オーバーしているチームが何個かあった。私のチームも最後は駆け足でがんばったがギリギリだったので、タイムキーパーを自らおこない、時間を意識しながら行動出来るようにしたい。
・他のチームにも質問する。
今回はうろうろ見て納得するだけだった。だが、同じ課題を与えられてるのに、チームによって進み方や理解の仕方が違っていたので、なぜこうなったのか他のチームにも積極的に質問をしていきたい。
・ついて行けてないときは、ちゃんと聞く。
今回は、二回連続だったのでなんとかついていく事ができたが、毎回必死についていくのがやっとでかなり時間が立ってから理解する事が多かった。次からまた新しい課題に挑むので、ちょっとでも今何をしているのか分からなくなったらその場できちんと聞き、理解が早くできるようにがんばりたい…!!!
次回は、フィールドワークということなのでどんな課題を出されるのかとても楽しみです。