きしもとのブログ。

日頃のあれこれニッキ。

オーキャンで広報物をつくったよ の巻。

 

こういうブログを書く時、何から書けばいいのか分からなくなってキーボードを打つ手が止まる。

かっこつけずに、だらだら書くぞ。(イタくてもいいや)

 

 

【近況】高校生に広報物つくったぞ。

 

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去年の11月に広報の方から「一緒に高校生に向けておもしろいものつくらない?」と声をかけてもらったのをきっかけに、約9ヶ月ほどかけて7月25日のオープンキャンパスを目指して「ほんねのあのね」という大学の魅力を5つのグッズにして詰めた広報物のセットを制作してきました。

当初はもっと早く配る予定でしたが、より良いものを制作するために7月になってしまいましたw

 

まず、なぜこんな事をしていたかというと…

 

尊敬している先輩が高校生に渡す広報物を制作している姿を見ていた私は「私もあんなことやりたいなぁ~」と思っていました。

私は総合領域(デザインプロデュースコース)に所属していて、企画(プロデュース)を中心に学ぶコースの学生です。

でも、4年間「企画って何?」ってずっと悶々して過ごしてきました。このまま卒業していいのか、ずっとモヤモヤしていました。

展覧会をやったり、部活立ち上げたりいろいろしてきたけど、これで良いのかなぁとずっと焦りは消えていませんでした。

(ハングリー精神とはまた違う気がする。とにかく焦り。)

 

だから、そのお話がきたときは本当に嬉しかったです。

先輩の姿を見て「スゴいなー」と思っていても、先輩はどんな気持ちでどんなことを考えてどんな経験をしているかなんて分かりません。

だから、スゴいと思うだけではなく自分も実際に経験したかったんだと思います。

いつも楽しそうにやっている姿を見ていたし、先輩からもらうアドバイスは説得力がすごくて「年齢が2個しか違わないのにどうして!」と悶々としていました。

当時は、進級制作展もやりつつ、就活もはじまり、時期的にヤバいのは分かっていても

「やりたい!」という思いが強過ぎて先の事あまり考えていませんでした。(主に就活)

 

 

 

この「ほんねのあのね」セットは、大学の広報課の方と一緒に私ともう一人の友人で企画し、プロのデザイナーさんや学生、先生、職員さんなど総勢約50名巻き込んで制作しました。

私がアイディアを出したり文章をつくって、もう一人の友人が客観的に見てくれて、連絡してくれたりスケジュール調節してくれたり。

(マネジメント的な?)

だいたい大きく分けてそんな役割かな。

 

 

さてさて、実際にやってみると、本当にやることが多くて「企画する」ということをしていました。実際のお仕事となると規模もタスクも全然違うと思うけど、私が1年生の時に思い描いていたことをまさにやっていました。

 

調べて、考えて、予算調べて、ダミーつくって、ラフのデザインイメージ考えてGOサインでて、スケジュール立てて、取材して、情報整理してデザイナーさんと打ち合わせして、出来たものに対して意見を言って、訂正してもらって・・・・∞

何度も何度も練って立ち止まって原点に戻って…∞

1~2cmくらいの写真の画像掲載の為に許可をもらったり、100文字もいかない文章もちゃんとチェックしてもらう。

こんっっっっっっな小さな事にこんなにも時間を掛けるんだ…!と本当に道のりは長かったです。(当たり前だけど)

途中、本当に出来るのかすこぶる不安でした。

 

 

ずっと「おもしろいことをしたい。」「おもしろいって何?」と考えていました。

高校生のころ、大学のパンフレットに心を躍らしていました。

憧れの芸大。何するんだろう…!

とくに芸大の広報物はデザインもかっこいいし、ボリュームもすごい、発想もサイコー!でわくわくしていました。

スケジュール帳や学生インタビューを見るのが本当に楽しかったです。

そんなことを思い出しながら、何を伝えたら高校生は喜ぶかなとずっと考えていました。

 

 

さて、「企画する」ことをして充実してると思いきや、段々と気持ちがしんどくなってきました。

こんなに時間を掛けているけど、本当に良いものが出来ているのか。

無駄とか思われたらどうしよう。こっちを優先して就活失敗したらどうしよう。

4年生は授業も少ないし、遊んでいる友人が本当に羨ましかった。だんだん内定者も増えてきた。そもそも引き受けた自分がバカだったのか。でも「やる」と決めたのは自分達。何やってんだ自分。忙しそう、いつも何かに追われている、時間なさそう、バタバタしてる、自分で自分の首を絞めている。

そんな姿を見られて格好悪い自分が本当に嫌でした。本当に格好悪い。本当に。

数ある大学のこんな小さな大学の為にここまで必死にやる意味って何!

とか…どす黒い気持ちまで生まれてきました。(…ごめんなさい!!)

 

綺麗ごと無しで、いや、マジでしんどかったし逃げたかった。

 

でも、一緒に制作した友人は教職に教習所に就活にバイトにめっっっちゃくっっっそ忙しいのにいろんな人に連絡してくれたり、資料まとめてくれたり・・・本当に心のそこからスゴいと思っていました。そして、自分のことより人のことを優先して…。

そんな姿を見て何度も自分を奮い立たせて、なんとかやってこれました。

私は、どちらかと言うと楽観的というか、雑?で「いけるっしょ」とか思っていつも ボロが出てくるので細かい所に目がいく友人はスゴいなと思います。

もはや友達とか俗にいうビジネスパートナーって感覚じゃない気がする。なんなんだろ。戦友?(褒めすぎてなんか気持ち悪いな。)

 

 

 

何かひとつでも大学在学中に「やりきった。」と言えるものが出来て本当によかった。

考えたものがちゃんとカタチになってよかった。

良いものが出来たね!と友人や先生、しゃべったことが無い学生や先生にも言ってもらえてよかった。

高校生じゃないけど、欲しい!と言ってくれた人がいてよかった。

そして何より喜んでくれておもしろいといってくれる高校生がいて良かった。

 

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終わってから「よかった。」という言葉しか出てきません。

小さい大学の小さい出来事かもしれないけど、本当にやって「よかった。」

 

どうしても、出来たモノが全てだから何も知らない人が手に取っても全く裏方の苦労なんて伝わりません。(特に今回渡す高校生には)

私自身、こうやってモノゴトは出来ていくんだなと、初めて頭で身体で知りました。

わたしがモヤモヤしていたのは、ここなのかもしれません。

プロデュースを学ぶコースとはいえ、「企画」をやっているようでやっていなかったから、本当に「企画」を学んでいるのか不安だったんだと思う。

(今回の活動はあくまでもモノゴトを進める一例ではあるけど。)

 

 

世に出て初めて反応が返ってきて、自信に繋がってなんとも言えない気持ちです。

世に出すって本当に怖いです。でも世に出さないと反応が返ってこない。

そして自分たちの思っている以上の何かが生まれるからおもしろいです。

 

こんなにも胸を張って渡す事ができたのは、今回の活動に協力してくれた方々のおかげだと思います。本当に。

こんなに良いものが作れたのは、デザイナーのniwaさん、イラストを書いてくれた学生、資料・情報提供してくれたみなさま、カメラマン、モデルをしてくれた友人、インタビューを引き受けてくれた方々・・・

ここにあげきれない程たくさんの皆様のおかげです。

そして全力でサポートしてくださった広報課の吉岡さん。

そしてそして、たまに愚痴を言い合ったりラーメン食べて励まし合ったりしてなんとか一緒に作りあげた菜穂ちゃん。

本当に感謝しかないです。

 

 

 

しんどいときいつも背中を押してくれる大好きな曲を聞くと涙が出そう。

あぁ、終わったんだなぁとじわじわと実感しています。

これからは、勉強と卒制と就活に力を入れて切り替えていかなきゃ。

今週最終面接だ。怖いけどやるっきゃないべ!

 

そして、遊ぶ!!!!大学時代あまり遊ぶことをしてこなかったので

いろんな所に出掛けて遊びたいのだ!!!!!

私も、あぁ憧れのポケモンマスターにもなりたいのだよ!!!!

 

さて。w

今回をきっかけに、成安に興味を持った高校生がいたらいいな。

正直、成安のいいところも嫌なところもあります。でも私の母校は成安です。

今回に限らずいろんな経験をすることができたのも、挑戦しやすい環境だったのも成安だったからできたことです。4年生の最後に成安に関わる事ができてよかった。

 

とりあえず、一つ大きな事が終わった。本当に、脱力感。

長いマラソンを走った気分です。

 

何か成長している部分があればいいな。

とりあえず泣く回数は減ったと思う。多分 。

 

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オーキャン当日はめっちゃ日焼けして疲れたけどそのあとのお酒はとても美味しかったーーー!!

 

(そして、関わってくださったみなさまには、きちんと後日お礼と一緒に出来たものを差し上げるのでもう少々お待ち下さいね!!!!)

 

 

 

カスタマージャーニーマップ

7月9日

第三回目のUX KANSAIはフォト・エッセイを使ったエスノグラフィックインタビューでした。

とりあえず、書くことが大事!
文章まとまってませんが、ざっと書いてみました。


今回の、#3では「旅行で出来なかったこと。」をフォトエッセイを用いてインタビューをし
カスタマーシャーニーマップを制作しました。

 

私自身CJMを制作するのは2回目で、
以前やったときは、「最悪な旅行」がテーマでした。
「最悪な旅行」だと
・(例)切符無くした、食べ物にあたりお腹壊した。
など、このようなおもしろエピソードを言っている人がいたり、自分らで解決できることをCJMにしていたりイマイチ分からなかったけど
「旅行でやりたくても出来なかったこと」

だと重点的にすることができ以前より考えやすかったです。

 

ほぼ全部のチームのプレゼンの最後に浅野先生は、
「っで、結局この人は何がしたかったの?」
とおっしゃってました。

「出来なかったこと」=「やりたかったこと」
最初からおっしゃっていたのに、
ほとんどのチームがまだまだインタビューが甘いとのことでした。
(こういうときに、補足説明無しに一言ですぱっと言えたらインタビュー成功なのかな。補足説明が長いグループ多かった印象があったので…。)


私のチームは、なぜ?なぜ?なぜ?と深掘りして聞けていなかったと思います。
(なんで最初から言われているのにできないんだろう…)

今回、私は2回目ということもあってなるべく
「なぜ共有したいと思うのか」、
「なぜ好きなのか」
となぜなぜ5回を意識して聞こうと思いましたが、なかなか聞き出せない…。
あまり意味のないところでなぜ?と聞いて話がそれてしまったり…。

仮説をたてて聞いてしまった部分もありインタビューイの方に無理やり「こうだったかもしれない」と導いてしまったのかもしれません。

あと、メンバーそれぞれが別のタッチポイントのことを聞いていたのでもっとチームの中でも早い段階で「できなかったこと」を明確に絞って聞けばよかったなと思います。
とっちらかってしまい、ペルソナのゴールとCJMで見つけた問題に対しての解決法がずれていました。


ビジネスに落とし込む対策はぶっちゃけどうでもよくてどれだけ本質的欲求を引き出させたかが今回のwsでは大切だったんだなぁと。
何回やってもインタビューって難しいです。

初めてCJMをしたとき、本当は何がしたかったのか。ということよりもただ時系列に起きたことを並べそこでの感情曲線を書き、こうだったらよかったねという話で終わっていました。

 

プレゼンの最後、浅野先生は
発表者「楽しむためです」→
先生「なんで楽しみたいの?」

発表者「人と分かち合いたいからです」→
先生「何で分かち合いたいの?」

など…言ったことに対してオウム返し?みたいな質問の仕方をしていました。
無理やり相手の意図や気持ちを汲み取らず純粋に「無」に近い質問の仕方だなぁと感じました。
言ったことに対してそのままに近い質問をしていてもちゃんと答えれるんだなぁと。
私は相手の考えを変に汲み取って相槌で「あ〜なるほど」と言うから分かった気になるんだ…!!!戒め!
(よく「なるほど」が口癖の人は話聞いてないとも言うし…。今度からすぐに「なるほど」となるべく言わないようにしよう。)


プレゼンの質問タイムを聞きながら私も考えていたのですが、意外と自分でも「楽しみたい」の奥にある無意識に近い感情に気付いていませんでした。
聞かれて初めて言葉にして、「あぁこういう気持ちがあったのか!」と発見。


フォトエッセイを作っていて思ったことは、日々ぼけっと過ごしてるんだなぁ。と思いました。
いろんな経験をもっとして、そのときに感じた「嫌だったこと」「幸せ!」と思ったことを
どうしてそう思ったのか、そして、それはどこのタッチポイントだったのか。考える癖をつけなきゃ。

 

私の今後の目標。
・なぜなぜ5回
本当に人は複雑なものだし、「好き」と一言で言っても好きになった経緯も違います。
私の友人が最近やたら質問をするようになりました。
(もともと人のことに興味がなかった友人なのに…!)
確かに、最初はイラッとした部分もあったかもしれません。でも、聞いてくれたことによって自分でも気付いていない部分や無意識に感じていたこと、向き合いたくなかったこと、言語化できていないのに「こうだ!」と言っていたことなど…質問することって相手のためにもなるのかもしれません。というか、「あ〜本当はこう思ってたの!と」引き出すインタビューのセンスを磨きたい。

今回のWSでも、自分ってこういう風に思ってたんだ!という声もチラッと聞こえました。

そして、私の彼氏は「なぜなぜ5回マン」だなぁと気付きました。

いちいちつっこまないでよ〜っとウザくもなるのですが、

「なぜ就活しているの?」「なんでご飯を残したら悪いヤツってなるんだろう?」など、好奇心というか純粋な気持ちで根掘り葉掘り聞いてくるので普段なんとも思っていないことでもちゃんと立ち止まって疑問に思い考えている姿は、悔しいけど見習わなければならないなと思いました。(そんな彼はUIデザイナーです。だからかな?)

 

 

・物事を細かく分けるpart2
私が今までブログを怠っていた理由は、一気にやろうとしていたからだと気付きました。
気付いた部分が小さくてもメモのように細かく書いていけば自ずと後から文章になるのに、そこを怠っていました。(めんどくさいから…。一回頭を冷やしたら後で文章になると思い込んでるから…。)

後で一気にやろうという考えはもう辞めたい…。辞める…。辞めます…!(今は帰りの電車でとりあえずばーっと書いてます。)

陸上部時代、タイムに伸び悩んでいた時がむしゃらにダッシュをするのではなく、
スタートダッシュ、中間、フィニッシュ に分けてどこが自分の弱点か分析していました。
スタートダッシュは速かったけど、フィニッシュが弱いからゴールまで持ちこたえる体力作りをするなど…。
そうやって、物事をちゃんと細分化して「ん?」と疑問に持って問題点を分析して解決することって
カスタマーシャーニーマップに似てるなぁと思いました。

 

・ゴールを意識する!
今までの生活では、なんとなーく結果がついてきた。という生活をしていました。
何のために学んでいるのか、なぜ就活しているのか。
その辺があいまいなままだとそりゃ落ちるわな、と。
何をするにもゴール設定は大切にしないといけないなと反省です。


今回も浅野先生、スタッフの方々、そして新チームの皆さまありがとうございました。
毎回、WSの作業時間が後半になってくると焦ったり行き詰まったりして大変ですが、何が何でもプレゼンに間に合うように絶対に形にしてプレゼンをする社会人の方の凄さにビビりっぱなしです。

次回もしっかり頑張ります!!!


いつもブログ書かなきゃってモヤモヤしたまま毎日を過ごしていましたが、
「とりあえず書く!」ことをしたらなんだかスッキリ。
書かないよりはマシという言葉を肝に銘じて…。

◯UX SHIGA エスノグラフィとKA法

 
今回のUX SHIGAでは、
 
まずは「写真を撮っている人を撮ってくる。」という宿題について。
うんうんとしばらく写真を撮ってる人を探していたのですが、まだまだ人を観る力が無いのか
そもそも私の活動範囲では人が少ないのかで、どうしようかと悩んでいました。
そして、私は、京都駅のイルミネーションのクリスマスツリーの写真を取るカップルに限定しました。(対象を絞りすぎてしまった…。)
なぜ、この場にしたかというとイルミネーションの前だと写真撮る人くらいいるだろうといったノリでした。
 
いざ人を観察しようとしても、いつ写真撮るの!?となかなか気持ちが焦ってしっかり見る事が出来きませんでした。
よくよく観ると同じ”カップル"でも一瞬で写真を撮り終えたり、何回もぱしゃぱしゃ写真を撮ったり、お互いに撮り合ったり・・・
なかなか見ていて楽しいものがありました。
だいたいはTwitterとかにアップしてリア充アピールするんでしょ!と思いつつも、
自分の想像していることとは違う使い方をしているかも…思い、写真を盗撮したすべての人にインタビューをすることに。
なんと、SNSにアップするといったカップルはほぼおらず、ほとんどのカップル(彼女)がアルバムを作る為に撮っているとのことでした。(その場、その場の思い出を残す為に)
しかも、きちんと現像までするとのこと…!
なかには、すぐに現像した写真をアルバムの素材として使えるようにキャリーバックの中にアルバムを持参していたカップルもいました。
凄い…。
アルバムを作ることであとで喧嘩したときに見直して気持を鎮める効果があるのだとか!なるほど。
なかなか、インタビューをするのは疲れましたがただ、写真を撮るだけでは分からなかった部分が見えたので話しかけてよかったです。
 
 
そして、WS当日
 
wsの当日、他の方が持って来た写真をみたらいろんなシュチュエーションでいろんな人を撮影していたので、
めっちゃ限定する必要は無かったのだと、かなり凹みました。(恥ずかしさで爆発しそうでした)
グループ内で写真を見せ合ったときに、持って来ていない方が数名おられ
「自分がなぜこの写真を撮ったか」になってしまい、正直言うとちょっと物足りなさがありました…。(しかも自分は絞り過ぎてさらに申し訳ない)
やはり、人の行動を見て写真を撮ってきていた方はとても面白かったです。
陳列されている商品のを撮っている方の写真だったり、売り物のテレビを写真で撮っている方の撮っていたり…
中でも、難しかったのが「情報共有をするための価値」。
情報共有は価値ではなく事実。
共有することで得られるものは何か。情報を共有することの背景にある価値をみつける事がなかなか難しかったです。
情報共有することで、円滑に仕事を進めることができる?
仲間はずれをつくらない?
情報を忘れないため?
そもそも「価値」という言葉を調べると哲学レベルまでいったので、価値って深いなぁと…。
 
 
価値マップでは、薄々もしかしてあの表のことかな…?と気付いていました。
それは、浅野先生の「絶対にどこかで重なります。独立するほど人間の行動はそんな簡単じゃない、複雑だ」という言葉でハッとしました。
 
 
 
 
全5回を通して・・・
◎社会人の方とお話をすることができた。
まず、社会人の方に対して「怖い」と思っていたのですが、気付けば自分がびっくりするくらいにたくさんの方とお話することが出来ました。
浅野先生はセミナーは懇親会に出るためのチケットだ。とおっしゃっていましたが、最初はもう社会人の方が怖くてしょうがない。
いきなり知らないワード出されたら「うん、うん」しか言えないし、つまらないなって思われたくない思いで一杯でビアバッシュのようなコミュ力の必要な場所がめっっちゃ苦手でした。
1回目は行かずに2回目から参加したのですがとにかく社会人の方とお話するなら、社会のこととかお仕事の事とかが会話になるのかな!!!??
とめっっっちゃ頭をフル回転して質問してお話をしていました。うーん、なんだか社交場のような雰囲気でした。
しかし、回を重ねるごとに話す内容がWSについての内容だったり、UX SHIGAに対する気持ちなどとても話しやすくて楽しいビアバッシュに変わって行きました。(価値のある500円)
特に、グループの方と別のグループの方も交えてもう一度「あの時はこうするべきだったよね!」とwsの振り返りの話しができたことが一番嬉しかったです!
とんちんかんな質問を投げてもご丁寧に教えてくれたり、プレゼンのフォローもしてくださったり終始ドキドキでしたが、社会人の方とやることで生まれるほどよい緊張感がとても心地よかったです。
最後には打ち上げの居酒屋さんでもWSのお話をする事ができて楽しかったです。自然とその方のお仕事のお話もお聞きする事ができて以前とは180度変わりました。
拙い幹事でご迷惑もおかけしましたが参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました…!!!!感謝でいっぱいです!
(最初、辞めようと思っていたのですが実行して本当によかったです!)
 
◎自分の思っている以上に人の行動はおもしろい。と気付けた
私はモノゴトを決めつける癖があり、「どうせこういう事だろう」「深堀するほど興味は無いしめんどくさい」で思考がストップしてしまいます。
それは、なぜか。
自分の経験から予測してしまいがち。
大多数の意見や行動に寄せられがち。
あと、なんせ田舎育ちの大学も田舎。都会の人と比べ物にならないくらいの人の少ない環境で育って来たので、自然と先入観でモノゴトを決めつけている癖がついていました。
 
しかしUX SHIGAが始まり、写真の宿題を出されてインタビューをしてみたり、他の方のもってきた写真を見たり聞いたりするとワクワクがとまりませんでした。自然と疑問も出てくる状態でした。
聞きたくてしょうがない状態。
人の行動には、経験や育った環境、人間関係などなど…複雑に絡み合ってるからこあわられるものだと気付きました。
それが、どこかで別の人と同じだったり一部違っていたり…。
まだまだ、人を観る目は養われていないけど、日常に「人を観る」ということを意識するだけでさまざまな角度からコトを見る事ができるんだと、感動しました。
 
◎発達したのか。
私は最初、UX SHIGAでは手法が学べると思い参加していました。
手法が出来ればなんかうまくいけるんじゃないかと思っていたからです。
それは、小中高での教え方が公式に当てはめたような教育をしていたからです。
公式を覚えればテストで100点を採る事ができる。テストのための勉強だったのです。
 
先生が何度もおっしゃる発達とは・・・
いろいろな「出来ること」が相互に関連しあって
当人の全体として「統一的にしっくりいっていること」。
 
うまく言語化出来ないのですが、
♯2では単純に「モノを観ている状態」でした。
スプーンが小さい。この容器だと果物がすくいづらい。チェリーの種が…などなど…
 
#3では「コトを考えなきゃ!状態」にレベルアップ。
ゼリーじゃないといけない利用状況や、チェリーの種を含めゴミがとっ散らかっていることがイヤという問題点の発見
いつもかわいくいたい女子高生をペルソナにたてるなどなど…
ここら辺で「コトとはこういうこと…!?」と何かをつかんだ気がしました。
ただ、まだまだモノとコトの違いが分からずんんんんんんんと苦しんでいました。
そこでハッとしたことは、自分はまだまだ「ヒトを観る力が無いんだ」というこに気付いた事と。
 
#4では「サービスについて勘違いしていた。何を学びに来ていたんだ」と大反省でした。
そのあとの浅野先生のリクレクションで人を観るってこういうことなんだと…!目から鱗でした。
 
#5では「ヒトをみることで疑問がたくさん湧いてきた」状態になりました。
↑小さな疑問でも「なぜ?」と問う大切さが全5回を通してしっくりきています。
(うまく書けなくて悔しい…。)
ほんのちょっとですが、発達したのかな…?まだなにか勘違いしてるのかな…?
 
手法が学べると思っていた最初の自分がなんだか恥ずかしいです。
料理出来ないのに、料理のコツだけを教わるような…?
(「料理」いい例え!と思ったらすでに浅野先生が寿司職人で例えていました…。)
 
 
このUX SHIGAで自分の今までの癖や思い込みに向き合い気付く事で
「(ヒトの行動に)なぜ?と疑問を持つ事」がなぜ重要なのか。
何よりも自分の思っていた想像を超える出会いがある事がとても衝撃的かつ楽しかったので
「なぜ?」と問う事はずっとやっていきたいです。
 
 
全5回、皆勤賞で参加できて本当に良かったです!
このUX SHIGAが無ければ情報デザイン研究会にも入っていないですし、UX JAPANフォーラムin福岡にも行っていませんでした。
本当に、これからを変える価値のある5回だったと思います。
浅野先生、大草先生、参加者の皆様、本当にありがとうございました。
今後も?よろしくお願いいたします。
これからも、どんどん発達していきたいです!!!

 

第4回 UX SHIGA 「エスノグラフィとカスタマージャーニーマップ」振り返り

 

今回は、「最悪の旅」体験をインタビューし、カスタマージャーニーマップを制作した。

 

 今回は、自分の書きやすいように書いています。

今まではきっちりまとめなきゃ感があり、無理矢理にでもちゃんとした言葉する為に苦しんでいたのでかなりダラダラした書き方になっているかもです。

(前回もまとまっているとは言えないけど…。)

 

 

さて、今回のwsは・・・ずばり、THE 失敗。

 

今回の講義ではかなり浅野先生が「ここは気をつけてくださいね」や「こういうことではありませんよ」など、注意してくださっていたのにもかかわらず、どっぷりと穴に落ちてしまった。

全体的に、わけがわからないまま進んでいた雰囲気がありました。

他のチームをうろうろしたのですが、なんだか収穫できるものは無くもやもやした状態が続いていました。

 

 私自身、やろうとしていることは分かっていたつもりだったのですが、

アウトプットが見えておらず、結局なんでもないただの

てへぺろ(・ω<)カスタマージャーニーマップ」になってしまいました。

(自分の失態をただかっこよくカスタマージャーニーマップにしただけという意味。)

 

私たちのチームは、

「旅疲れがひどい旅行帰りの飛行機が中国人でうるさくて休めれなかった」というエピソードでした。

このマップを制作しているとき、解決策として

・ヘッドフォンとかで気を紛らわすものをユーザーに提供する。

・旅行会社が注意をする。

・・・など、考えていました。

 

しかし、講評で先生がおっしゃったことは、

「中国人が多い安い飛行機取ったのが悪い。お金がなかったあなたが悪いんでしょ」

でした・・・。

・・・確かに。でも、なんとなくもやもやが・・・。

 

しかし、後で先生とお話していたときに、

「要するに、中国人に対して飽きさせないサービスを考えればよかったんだよ」

とおっしゃいました。

・・・・た、たしかに!!!

ここでの、サイレントニーズを探るなら、「なぜ中国人がこんなにも騒がしいのか」と

考える必要があった。

 

いくら、うるさいと感じている人にあれやこれやと提供したところで根本的なところは変わらないから、意味が無いのだ。

しかも、「うるさくて休めない」ということは「静かに寝る」という要望が隠れているのにヘッドフォン提供しても駄目じゃん…と終わった後に気付いた。

利用者・対象者が正しく知れていなかったということだ。 

 

他にも個人の失敗として、

・インタビューのしかたがなってなかった。

構造化しなければならないのに、そこをあまり意識できずに関係のない事まで

ぽんぽん疑問に思った事を聞いてしまったり時間を気にしてしまって、頭がパニクっていた。

インタビューは思ってた以上に難しかったです。

 

・タッチポイントが考えれてなかった。

私たちのチームでは、これといったサービスとの出会いがなかった気がします。

 そこが発見できず、もやもやした状態が続き私自身落とし穴にはまり、

ずっと訳が分からない状態に陥っていました。

(そもそもインタビューからつまずいてしまった。)

 

カスタマージャーニーマップは、ユーザーとサービスの出会い(タッチポイント)をコンテクストに沿って多数発見する記述する技術である。
 インタビューから、この記述により「満足」と「不満」のタッチポイントを発見し、その手当を考え修正や変更を加えることにより良い体験を創り出す(UXD)ツールになる。

 

浅野先生のブログより引用 

ここが理解できていなかったのだと思う。

とにかく、「最悪な旅」のエピソードを聞くのに必死になってしまった。 

 

 

さて、今回の、wsの失敗を経て、次回のwsに向けて意識する事は2つ。

(次回のwsと書いてあるがこの先もずっっっっっっと)

 

・行為の背景を疑問に思う。

最近は、「なぜ?」という気持を意識している。

何気ない会話…例えば、

「こういう作業好きだわ〜」という友人の言葉に「わたしも〜!」と共感していたが、「どうして好きなの?」と聞くようにしている。

ただ、まだ「どうしてこういうことしてるの?」など行為についての疑問がまだまだ浮かばない。やっぱり、まだヒトを見れてないんだなぁ。と思った。

たぶん、考えが先走っちゃうくせがある。

でも、意外な発見がそこには待っているのに、「きっとこういうことだろう」で終わってしまいがち。

 

・サービスを普段から感じ取る。

今回の失敗が、サービスがないところで話しを進めていたことにありました。

きっと、サービスというものに対してまだまだ感じ取れていないからだと思います。

 

 この辺もしっかり忘れないように、常に意識したいです。

1)常に好奇心と問いを持って生きる(なぜだろう)
2)モノではなくヒトを見る(サービスとは何か)
3)常にゴールを意識する(本当にそれなのか)
4)人と違う方向から見る(予定調和を壊せ)
 
 

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おまけ

先日、「行為」について結構自分でも驚いた事があったので、メモ程度に書いておきます。

 

彼とファミレスに行ったときのことです。

ご飯も食べ、帰ろうとお会計を済まし玄関の前に立った時、

玄関近くにあった洗面台のゴミ捨てに彼がレシートをぽいっと捨てたのです。

玄関に洗面台がある理由は、帰る前にご飯を食べて汚れた手を洗う為にあり、

近くにあったゴミ箱は、手を拭いたペーパータオルを捨てるように設置してあるものでした。

 

しかし、彼は洗面台のゴミ箱にレシートをポイッと捨てた…。

コンビニとかでは、レジの近くにレシート捨てる場所があるのですが

私はいらないのについつい受け取ってしまいます。(タイミング的に捨てれない…。)

けど、いったん受け取って あ、やっぱいらない…ってなった時や、

レシートを1回確認するのにレジの前では出来ず、結局持って帰って後で捨てることになるから、

玄関にゴミ箱があるのは捨てやすいね。と話していました。

レシートも捨てれるように狙って設置されたのか分かりませんが、

(狙ってなくても、ゴミ箱の場所・位置が絶妙なボジションだった。)

このファミレスで彼がスッとレシートを捨てる姿を何回も見ていたのに、こんな発見があるとは驚きでした。

きっと、一人でいたらなんの疑問も持たなかったと思います。

なんでここに洗面台とゴミ捨てがあるのか?→汚れた手を帰るときに洗うから。

で終わっていたことでしょう…。

見ては無いのですが、果たしてそのゴミ箱にはレシートが何枚捨てられているのか気になりました。

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見逃してしまいがちな小さな疑問や好奇心を意識する事で

見ているものが違って見えた時、感動する事が増え楽しいと感じるようになりました。

 

次回でラストです。しっかり気を引き締めてがんばりたいと思います。

よろしくお願いいたします。

最近のわたし分析。

 

最近の私を一言でいうなら、「もったりきしこ」な気がする。 

 

もったり

[副](スル)
 粘りけがあるさま。料理で、卵や生クリーム、バターなどを泡立て、少し粘りが出てかき回す手応えが重くなった状態をいう。また、そのような食感があるさま。「卵を―となるまでよく泡立てる」「果汁を含んで―(と)した重い生地になる」
 鈍い感じがするさま。「飲酒によってブレーキを踏む動作が―(と)したものになる

そう、なんというか、もたぁ〜って感じ。ゆっくりじゃなくて。

本当に体がもったりで一つ一つの行動が鈍い。

バイトの時くらいかな。早く動けるのは。

(知らず知らずにマックで働いていたときのお客様を待たせない精神が染み付いていた)

 

起きるのももったり、作業するまでももったり、もったり・・・もったり・・・。

 

なんでそうなってしまったんだろ。って考えたときに、

1年生2年生のときは結構メリハリがあって

「次にこれをする為に、あぁしなきゃ!はやく終わらせるっぺ!っしゃおら!」

って感じでエンジン全開で、家に帰ったらゆっくりする時間があった。

夜は同じマンションに住んでいた彼氏の家に行ってたから嫌でも早く準備していたし、家のパソコン環境が整ってなくて時間内に学校でやらなければ課題が出来なかったっていうのもがあるのかも。

 

でも、3年になってからは何をするにももったりで後回しにしがち。考える事でさえ後回し。

がんばっている友人の姿を見ては落ち込み、ネットでTwitterみたりアニメ見たりぼーとする時間が増えた。

課題もその場しのぎって感じ。就活準備もまったく。

でも、やる気がなくなったわけでは無いっぽい。

 

CLOUD SEIAN、情報デザイン研究会、オノマトペマガジン・・・もちろん課題もろもろ・・・

もっと頑張りたい。って思うし、いいもの作りたいって思う。

でも、時間が無い…。今は忙しい…。後でやろう…。今日も徹夜だ…。あ、できなかった…。

これが、負のスパイラル。もったりの原因はこれかな。

体調が悪い日もあったけど、授業も休みがちになってしまった。これはかなり大問題。

 

いろいろがんばりたいと思うのはいいけれど、それに対して行動が伴っていない。

あぁ、また出来なかった。迷惑をかけてしまった。でも、こんなに頑張ってたらしょうがないよね…。

・・・ん?がんばってる…?何を頑張ってるの?何を頑張ってたの?

 

それに、いざ就活の準備しようと考えた時に

うわっ・・・私の経歴、無さすぎ…?

状態になってしまった。こんな私が就職できるのだろうか、そもそも就活準備なんもしてねぇぇ。焦ってるわりに何をしたらいいのか誰に相談したらいいのか分からない。

 

ほんっっっっっっっとに、この気持でいるのは思っている以上にしんどい。

学校へ行くたった一歩を出すのでさえ、かなりのエネルギーがいる。

 

そんなもったりな私が個別面談のときに、先生に言われた事・・・

「はやくポートフォリオ作りなさい。」

 

つまり、アウトプットを早くやれという事。

ちゃんと制作したり、活動だってしてるのにやったらやりっぱなし

放出するだけしまくって、後片付けしてないから自分のやったことをすっかり忘れていた。とっちらかっている状態。

アウトプットすることをしていないのだから、自分のしていることなんて忘れちゃうよね。

 

そんな矢先、九州にUX JAPANフォーラムに参加した。

詳しくはまた別記事で書くけど、参加した学生が同い年とは思えないくらいしっかりしていて、私の何倍も大人に見えた。本当に刺激になった。

 

ここまで書いてみてまだまだもったりエピソードはあるし、でもだらだら書いてたらキリないし。今もまだ、もったりきしこから抜け出されないけど。

 

でも、そんな自分でいるのはすっっっごくしんどい。

だから、思いの丈をちょっとだけ文章にしてみた。

誰かとしゃべると泣いちゃうから。

それに、ちょっとだけ自分の気持が前向きに変わった感じがあるからこの感覚を忘れないように。

 

とりあえず、4年生になるまでに習慣化させること3つ。

・小分けに作業をする。

 今日は、ここまでやる。など具体的に

・時間を区切る。

 ◯時までにはここまで勧めておく。みたいな。

・〆切の2日前には出来ておく。

 〆切を本当に〆切と思うな!

 

出来なかったからってくよくよしない。

 悩んでる暇があるのなら、手を動かそう。

 

この3つは一年生の時に出来ていたこと。

これが出来ていたときの自分が好きだった。だから、もう一度意識してやる。

自信もあったし、負けず嫌い発揮絶頂期だったし、悔しい気持をバネにしてた。

 

「もったりきしこ」じゃなくて、「どすこいきしこ」でがんばろう。

 

 

第3回 UX SHIGA 「オブザベーション(観察法)調査の記述」振り返り

 

第二回に引き続き、今回は分析結果をもとにコンビニに置くパッケージの開発の提案をおこなった。

 

【タイムテーブル】

13:00 講義

13:30 プロとペルソナの作成

14:00 分析結果から洞察・問題発見

15:00 9コマシナリオの作成

16:30 プレゼンテーションスタート

17:30 プレゼン終了・講評

18:00 終了

 

前回は、分析することは分かっていてもついつい「こんなパッケージにしたら解決できるね!」や「こんなふうにすればいいんじゃない?」など、知らず知らずの間にモノに落とし込んでおり、コトではなくモノを考えてしまっていることが失敗だった。

また、分析する際も求められている課題から脱線したりあまり理解していないまま勧めてしまって「いま、自分は何をしているんだろう」と思ってしまうことが多かった。

 

なので今回、私が意識した事は3つ。

 

ポストイットに問題点を書き、常に見える位置に貼っておく。

ワークショップが開始してすぐに、ポストイットに前回の分析から見えた問題点を書き、最終ゴールはここを目指すという事を全員で意識するようにした。そうすることで、アイディアや話しが進む度に、すぐに振り返り「本当に私たちのやっていることはあっているのだろうか」と立ち止まることが出来た。

頭の中に、最終ゴールを入れていてもたまに脱線したりみんなが同じ気持とは限らないので、みんなで共有することが大切だと感じた。

今回のwsでポストイットの有効な活用方法を実感できたと思う。

 

・迷ったらすぐに他のチームを見に行く。

前回も意識はしていたが、今回は圧倒的に何回もうろうろする回数が多かったように思う。なので、自分たちの進行状況が遅れてはいないか、間違っては無いか何回も立ち止まる事が出来た。私たちが立ち上がるタイミングとして、迷う一歩前に動いていた。だから、今回私たちは「悩む」ことが無かったと思う。

 

・モノとコトの違い。

前回、モノを見ていたトラウマ?があったため、今回はコトに意識していたが、段々やっていると「こ、これはコトなのだろうか…!?」と思う瞬間が何回かあった。ここで他のチームを見ると不思議と「私たちのチームはちゃんとコトを見ていた!他のチームはモノに落とし込んでいる!」と気付く事が出来た。

しかし、何故モノを考えているのか気付けたのかははっきりと感じる事が出来なかったが、ゼリーの容器に対して機能をつけすぎているような気がした。

しかし、Hチームの家族で分けれるようにパキっと割れるパッケージに関しては、最初こんにゃくゼリーでは!?と思ったが、そういえば果肉入りの一口ゼリーは無いし、一口で食べれたら手が汚れる問題も無い。なるほど。ありそうでなかったパッケージの提案でおもしろいプレゼンだった。

また、Dチームの9コマシナリオについて、ハッとする場面があった。

専業主婦をペルソナに立てていたが、最後のほうで主婦なら自分の家の食器に移したりそもそもコンビニに行くのかな?と思うところは何個かあったが、最後に「専業主婦ではなく、共働きの主婦にんすればよかった」という発言を聞いた時、全てのシナリオがすっと腑に落ちた。

それがシチュエーションを考える大切さなのかな、と思った。

ある特定のペルソナを決めていたとしても、その他のユーザーでもひっかかるところがある。DチームとHチームにはこういう場合でも使えるよね!と思えるパッケージになっていたと思う。

ビアバッシュの時、先生は「ある日ぱっとモノとコトの違いが明確に分かる時がある。」とおっしゃていました。

まだ、はっきりとは分からないけれど、何となく(本当になんとな〜〜〜〜く)分かったと思う。

分かった気になっているかもしれないので、本当に分かっているのか残りの講座で試してみる。

 

最後に…。前回、私は受け身の態度だったので、社会人の方についていくのがやっとでしたが、今回は社会人の方に負けてられない!と意気込んで参加したため、プレゼンをおこなったり積極的に問いを立てたりすることが出来た。

丁寧にフォローしてくださったり、プレゼンを助けてもらったり、チームの方には感謝しています。ありがとうございました。

  

次回の目標は

・時間を意識する。

時間内に課題を終わらせることは当たり前。しかし、ついつい時間オーバーしているチームが何個かあった。私のチームも最後は駆け足でがんばったがギリギリだったので、タイムキーパーを自らおこない、時間を意識しながら行動出来るようにしたい。

 

・他のチームにも質問する。

今回はうろうろ見て納得するだけだった。だが、同じ課題を与えられてるのに、チームによって進み方や理解の仕方が違っていたので、なぜこうなったのか他のチームにも積極的に質問をしていきたい。

 

・ついて行けてないときは、ちゃんと聞く。

今回は、二回連続だったのでなんとかついていく事ができたが、毎回必死についていくのがやっとでかなり時間が立ってから理解する事が多かった。次からまた新しい課題に挑むので、ちょっとでも今何をしているのか分からなくなったらその場できちんと聞き、理解が早くできるようにがんばりたい…!!!

 

次回は、フィールドワークということなのでどんな課題を出されるのかとても楽しみです。

 

第2回 UX SHIGA 「オブザベーション(観察法)ワークショップ」振り返り

ブログを書く事自体が久々な上に書く事が苦手ですが、とりあずめちゃくちゃではありますが、忘れない為にもいったんに書いてみます。

 

何を行ったか次回忘れない為にもワークショップの内容を書き起こしてみました。


【タイムスケジュール】

9月14日@成安造形大学生涯学習センター

13:00 観察法講義と課題説明

13:30 観察スタート

14:30 シートの清書

15:00 分析と問題発見

16:30 発表と講評

17:00 終了 懇親会

 

 

今回のワークショップの課題

「ゼリーの新パッケージをデザイン(開発)する。」

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今回は、デザインや提案は一切せず、データのみを調査分析する「行動観察」を行い、

次回は今回の調査・分析から得たものからパッケージの提案をします。

 

行動観察とは、被験者が体験している行動と発話をなるべく細かく分けて記述するものです。(細かければ細かいほど良い。30個くらい)

 

メンバー内での役割は

・被験者

・モデレーター(被験者と話しても良い)

・行動データを書く

・発話データを書く

・撮影者 

※赤文字は、自分が実際に行った役割

 

 今回、ゼリーを食べている被験者は、「おいしい」とかではく、

スプーン小さいな」とか「なかなか開けれないぞ!」となど、思った事をとにかく声に出します。とにかく、客観的に。

心の中で思っていたようなことを口にする事で、問題と原因のヒントを得る事ができ、問題解決への道につながるのです。

 私は最初にゼリーを食べたのですが、何を言っていいのか分からず「おいしい」と普通に言ってしまいました。

でも心の中では、「果物あきたな〜」とか「手べたべたする」「種ほかすの恥ずかしい」などなどなどなど…思っていた事は沢山あったのに発言ができず、結果発話データが少なくなってしまいました。

 

そして、発話の内容と作業ステップを照らし合わせ、気になる行動やエラーも書き起こしていきます。

 

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そして、分析結果をエクスペリエンスフィードバック法をしました。

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・作業ステップ

・改善のヒント

・問題点

・様々な事象・エラー・発言

 

ポストイットに書き起こしていき、心理曲線や発話データ、起こった事象などを照らし合わせると問題点が浮き出てきます。そして、改善へと繋がります。

私は、この時付いて行くのに必死になっていた部分もあったのか、エクスペリエンスフィードバック法の図を見たときに、上から書けばいいや、と思っていたのですが後で振り返ったときに、事象やエラーなどの事柄をばーーと書き起こしてから、作業ステップ→発話→問題点→改善案という順番にすれば良かったのだと思いました。

今回作業ステップは一人の方をモデルケースとして書き起こしたのですが、他の2人の行動はどこに書けばよかったのだろうと思ったときに、事象やエラーの所に、書く事でより多くの問題点が出たのではないだろうかと思いました。作業ステップはそこまで重要ではないのかな?

そして発言が重要ということをそのときはあまり意識していなかったため、事象と発言の付箋を同じ色で使用してしまい、見づらくなってしまいました。(途中でメンバーの方が色変えましょうと提案されたのですが、そのときに発話の重要さを知っていたら立ち止まっていたと思います...反省)

どうしても上から書く癖?がついているのか、ここで一度立ち止まって何から書けば改善案にたどり着けるか考えれば良かったなと思いました。

 

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とりあえず流れはこんな感じでした。

 

そして、最後に浅野先生は「そのまま使ってもうまく出来る方法を考える。」

「素人は足し算、プロは引き算」とおっしゃっていました。

後に振り返ったときに、初回の講座で紹介されていた路線転落防止対策の話しを思い出しました。

matome.naver.jp

まさにこういう事ではないだろうかと。

バリケードをつければいいというのも一つの改善案だが、そのまま使ってもうまく出来る方法としては、何かを足すのではなく、椅子を横にすれば良いのだ。

 

やはり、"ヒト"を見る事が大事なのだと。

そして、発話から得られるヒントが一番大きい事だと。

行動をつい見がちではあるが「開けにくいなぁ」と発言しているほうが根拠として使えます。私たちのチームでは、最初はモノを見がちでしたが、心理曲線を見てその後に発話のデータと照らし合わせて「なぜこの部分では下がっているのか」や「一人だけ上がっている理由は何なのか」など、だんだんモノではなくヒトを見るようになっていったと思います。

 

 今回学んだ事を3つにまとめるなら、

・すぐに解決策を出さない。

私はよく、課題でもとにかく最後のゴールを形にする癖があり、その際のなぜこのようなコンセプトになったか、形になったのかを後付けで片付けてしまう事があります。

形にするまでに、一度立ち止まって「問い」を考える習慣を付けたいと思いました。

 

・目的をしっかりと持つ。

今回の連続WSの目的は「パッケージをデザインする」ためのデータ収集なのに、だんだんとスプーンが小さいや、もっと汁がこぼれないようにすればいいのに…など目的からだんだんと離れていました。目的を常に意識してモノゴトに取り組みたいです。

 

・気付きを大切にする。

私はつい最近情報デザイン研究会に入部しました。第1回目のUX SHIGAでは部員では無かったため、話しを受け身で聞いており分かったつもりで終わっていました。振り返りのブログを書こうとしてもなかなか言葉が浮かばなくて結局書けず仕舞いでした。しかし、今回第2回目では部員として参加したので、前回とは違い頭をフル回転して挑みました。そのあとに、すぐ部で反省会をしたのですが、メンバーの気付いた事や疑問に思った事をすぐにみんなで共有する事で、私自身気付かなかった疑問や気付きを改めて発見することができました。でも、もっとちゃんと自分の言葉を整理しながらうまく順序立ててしゃべれるようにしたいです…。また、身の回りの事に置き換えてみることができたとき、ちょっとだけ自分のものに出来た気がしました。

 

 

小学生のころから言われている、「分からないところは人に聞く。」「宿題はその日のうちに。」を大学生になった私でもできるように次回も頑張りたいです。

第3回では、今回のwsを通してどのようなパッケージになるのか楽しみです。